グリーフケアスクール
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葬儀従事者さま向け グリーフケアスクール ―実践型―

葬儀業界とグリーフケアスクールの背景

 葬儀従事者におけるグリーフサポートの必要性は、数年前から葬儀社業界で話されていました。 「千の風になって」のヒットや、「おくりびと」などの映画から故人の命の尊厳や葬儀従事者の言動の大切さなどが注目されたことも大きく影響しています。 また、若者人口都市集中現象、地域高齢化現象は全国の葬儀業界に新たな問題を投げかけて注目されています。 その問題とは、孤独死や自死の増大が示すように、都会も地方も人と人との繋がりが希薄になり、 人への関心や思いやりが加速度的に減少していっていることです。 この現象は今まで日本が強みとしていた家族や親戚、友人の深い絆構造も変えてしまい、 大切なひとの死で悲しむ家族や親戚、友人に寄り添うことさえも欠如させてしまいました。 つまり今まで自然に行われていた周囲の方々からのグリーフケアがなくなり、 グリーフの思いを長く持ち続ける遺族が増加しているといえるのです。 そのような中、ひとの死に関わりながら地域に密着してる葬儀会社・葬儀従事者ができることがあります。 1つ目は自らが地域社会に入りこみ、常にグリーフケアがある地域社会を創造する行動を起こすこと。 2つ目はひとの死直後のご遺族にグリーフケアの思いをもって接していくこと。 3つ目は過去に葬儀をされた遺族の方々に対して葬儀直後だけでなく末長くグリーフケアの思いで寄り添うことです。 京都グリーフケア協会はご遺族へのグリーフケアについて学ぶことは勿論、 上記観点で葬儀社・葬儀従事者が地域社会に何が今からできるのかというテーマにも少し触れられたらと思っています。 葬儀従事者ができるグリーフケアには、病院にお迎えに行った際の言動に始まり、式場を清潔に保つこと、 ご遺族が式典の進行を気にすることなくゆっくり泣ける環境を整えること、悲しんでいるご遺族の邪魔をしないこと、 不用意な発言をして傷つけたりしないことなど数多くのことが有ります。 そして、ほとんどの葬儀従事者はこれらのグリーフケアを既にされています。 しかし、改めてスクールという場で講師やご遺族の思いや考え方を聞きグリーフについて多くの情報を知ることで、 今まで良かれと思いしてきたグリーフケアの内容が違っていたり、足りなかったことに気付かれるかも知れません。 それが何であるのか、このスクールの受講者が何らかの回答を得ることを願っています。


葬儀従事者コース 第一期生授業スタート!

葬儀従事者向けグリーフケアスクール講義風景

2011年10月17日、念願の第一期生 葬儀従事者向けグリーフケアスクール授業がスタートいたしました。2012年3月現在までおおよそ50人の受講者がグリーフケアを学んでいます。
1期生受講生は5名でお互いの表情が分かる程良い距離で受講していただきました。 部屋は鴨川と比叡山が見える静かな町家の1室で、受講生の方々もきっとご満足いただけたと思います。
時間に追われることなく、受講生の質問にもしっかり講師が受け応えし、可能な限りその場で気持の共有ができたのではないでしょうか。葬儀1期生はすでに初級を修了されました。