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2018/7/17
2018年7月14日(土)、第4回グリーフケアシンポジウムを開催しました。

三連休の初日、祇園祭 前祭 宵山の期間であり多くの人でにぎわう当日の京都は、38度を超える暑さでした。
会場の知恩院 和順会館 和順ホールでも満員を頂戴し、外に負けない熱気に包まれたシンポジウムとなりました。

■第1部
基調講演で、テーマは「日本人の死生観を活かすグリーフケア」。
ご登壇いただいたのは、京都大学 政策のための科学ユニット 特任教授のカールベッカー先生でした。
グリーフに伴う社会全体の経済的損失という観点や、日本の葬儀・法要法事・仏壇を介したグリーフワークへの意味など、普段あまり耳にしないお話は医療・福祉職の皆様にとって新鮮だったのではないでしょうか。
日本の文化を客観的に見た語り口は皆様に好評で、日本の文化に根差した死と生に対する価値観を改めて振り返る、よい機会にしていただけたことと思います。

<アンケート>
・死をタブーにしていることで、日本人にとって死別のグリーフが強くなり、複雑化することが学べた。日本人が行ってきたお葬式などが大切だと学んだ。具体的な話でよかった。

・日本人の死生観に変化があるとは知らなかった。日本人の方からの講義以上に、心に響いた講演でした。死別後、仏前に手を合わせたり、お墓参りをしたり、法事などで繋がることで、グリーフが和らぐということに共感しました。数年前、祖父の看取りと骨拾いを経験した息子たちが今、看護師と医師として医療に携わっていますが、その経験が死生観を深めることに役立ち、現場でのグリーフケアにも役立つと思いました。

・死別悲嘆が起こす心理的、特に経済的影響のことがよくわかった。Continuingbond (Klass)についてよくわかった。日本で過去から行われてきた弔いが、近ごろ省略化されてきていて、そのために何が起こってくるか、ということも分かった。子どもに先立たれるという話では、死は決して生まれた順番に死ぬのではなく、また人は必ず死ぬのだということを再認識した。

・見送る側の心理状態、それを緩和する日本の良い文化をリンクさせることで、現場で出会う悲嘆を持つ方々と接する際の自分の心の持ち方を考えるきっかけになった。
また、グリーフが起こす経済的影響については考えたことがなかったので、新たな視点を持つことができた。

・日本に暮らしていると「日本人」の死生観というものを意識しないが、改めて日本人の弔いの文化を考えると一つ一つがグリーフケアと関連していることが分かり、非常に興味深かった。私自身、死を恐れる心が薄らいだ気がした。


■第2部
パネリストの皆様による講演でした。
梶山徹先生(関西電力病院緩和ケアセンター長)、船戸正久先生(大阪発達総合療育センター副センタ―長)、鈴木志津枝先生(神戸市看護大学学長)、坂下裕子さん(こども遺族の会小さないのち代表)の4名が、緩和ケア、小児医療、看護、遺族というそれぞれの立場からお話いただきました。
短い時間ではありましたが、各位ご自身の専門領域に基いた、独自のカラーでお話されました。

<アンケート>
・緩和ケア病棟で現在働いているので、梶山先生の講演は日々の病棟勤務をしていく中で実際に経験することが多い内容で、わかりやすかった。坂下先生の講演も日々の病棟勤務の中で、今何ができるのかと考えた時に、「着実に、丁寧に、心を込めて」という初心に戻った気持ちになりました。

・船戸先生の「療育施設におけるエンドオブライフケア支援」という講演内容が心に響きました。今まで重度心身障碍児者の死について、語られることがなかったので衝撃でした。最後の映像で、女の子が在宅へ向けて両親と共にある種、日常を取り戻すシーンは泣けました。

・鈴木先生の経験の浅い看護師のグリーフについての話が良かった。自分自身も3年目の看護師で、グリーフを感じることが多くある中、今日のお話を聴くことができ学びになった。

・坂下さんの、遺族からの声、意味づけについての話は、とても分かりやすかった。
グリーフケアは亡くなってから始まるのではなく、生前からの関わりから始まっていることがはっきり声として聞けたので、看護師として身が引き締まる思いがした。


■第3部
パネルディスカッションで、テーマは「終末期ケアにおけるグリーフケアの在り方」でした。
梶山先生が話し合うテーマをまず簡単にまとめ、そちらに対して発言いただき、再度まとめるという進行で実施されました。第2部同様、各位のパーソナリティが垣間見え、大きな笑いも起こるようなディスカッションとなりました。

<アンケート>
・講義のような説明があった後、各パネリストが答える今回の形式は、自分が考えたことを照合することもできよかった。死生観について改めて考えることができた。

・第2部の講演よりさらに一歩深い話が聞けてよかった。立場の違うパネリストがそれぞれの視点で話してくださったので学びが深まった。

・Dr、Ns、遺族と立場の違う方々のディスカッションで、同じグリーフケアに携わっていても医療者と遺族では受け止め方や考え方が違うということをひしひしと感じられてよかった。自分自身の死生観をしっかり持つと同時に、相手の寄り添うことの難しさを改めて考えさせられた。

・司会の梶山先生のまとめが適切で、パネリストの発言がより理解できたのと、それにプラスされる梶山先生自身の発言が良かった。死生観など哲学的なものから、QOLの向上、厚労省のガイドラインなど根拠のある話まで、とても奥が深かった。

・坂下先生に、看護師はカウンセラーにならなくてよいと言っていただいた時、本当に救われた気持ちになりました。知らず知らずに反復を繰り返し、「きかないといけない!反復しないと…!」と思っていましたが、何よりも「存在」が大事だという言葉が、今日、最高の学びでした。


今回で4回目となるシンポジウム。アンケートご提出率も参加者数の9割を越え、非常に高い満足をいただきました。

2025年には団塊世代が後期高齢者となり、今元気な方々が死を意識せざるを得ない時代に突入していきます。日本人全員が間近に誰かを亡くす日もそう遠くありません。
医療の高度化に伴う長寿化、長寿になることで一生のうち看取り・死を経験するスパンの延長、病院・施設での看取り、葬儀場での葬儀施行、法要の簡略化・省略化など近年、日本人は「死」を自ら遠ざけてきました。超多死社会に向けて私たちは今、改めて「死」についての在り方を問われているのではないでしょうか。

今後も当協会は、死について考え、死に直面する方々が持つグリーフや辛さに対して自らがどうあるべきかを考えられるような学びの機会を提供して参ります。

お忙しい中、参加いただきました皆様、ご登壇いただいた皆様、広報にご協力いただいた皆様、大変ありがとうございました。お疲れ様でした。


2018/7/4
フューネラルビジネスフェア2018に出展しました。

2018年6月28日・29日にパシフィコ横浜で開催された展示会、フューネラルビジネスフェア2018に出展しました。

この展示会は、棺や仏衣、骨壺、供花などの葬祭関連物品やサービスを扱う、葬祭事業者向けの展示会です。当協会は、グリーフワークにおける葬儀従事者の役割を大切に考え、開講当初より葬儀従事者向けのグリーフケアスクールを運営しています。前回出展時から数年を経て、今回出展致しました。

今回ブースに来られた方のほぼ全てが、グリーフケアの重要性を認識されていました。
前回出展時は「グリーフケアとは何か」や「なぜ葬儀に必要なのか」という質問が多く聞かれました。今回そうした質問はほぼ聞かれず、ケアを意識する従事者が増えたことが感じられました。これはなぜなのか、帰りの新幹線で考えていました。これまで京都〜横浜間は自動車での移動であり、考える余力があったのかもしれません。

祭壇設営業からサービス業への転換に伴い、ホスピタリティを重視し、遺族対応に注意する葬儀社が増えました。遺族への配慮を追求する方法は時代に併せて変わりますが、遺族がどのような状況にあり、どのような心情を抱いているかを知ることは、全ての前提になり得るものです。喪失・死別による、さまざまな心と体の反応を扱うグ
リーフケアから学ぶことは少なくなく、遺族へのきめ細やかな配慮に重きを置く葬儀社がサービス力を洗練させる意味で、ケアの専門性を学ぶことは自然な流れです。
現在、家族構成や高齢化、価値観の変化から会葬者が減少し、以前に見られたような規模の大きい葬儀は減っています。夫婦のみ高齢世帯や独居世帯が増えたこと、長寿化に伴う医療介護費用の増大など、葬儀規模の縮小傾向は今後も逓増すると見られています。こうした流れを受けた葬儀社経営者が、職業矜持的に葬儀の意味を考えた際、故人の死と向き合うグリーフワークの大切な機会としての性質を再認識し、後世にその性質を継承したいと考えることに違和感はありません。葬儀の良さを伝えていくために、従業員に自らの立ち位置を再確認し、持っておくべき基本的スタンスとしてケア学習が選択され始めたのかもしれません。従業員教育の結果ケア学習者が増えたということに加え、「辛い状況にある方々に対して自分は何ができるのか」という人としての誠実さや優しさ、またその優しさから生まれる「何もできない」という戸惑いや無力感が、従業員自身のグリーフケアへの興味を喚起し、自発的学習の動機づけとなった可能性もあります。とりわけ葬祭業において、通夜・葬儀という短期間のサイクルが日々繰り返される性質から、自らの関わりを振り返ることのできる機会は限定的であり、従業員側のニーズが蓄積していたものがケア学習という形で徐々に顕在化してきたのかもしれません。
いずれにせよ、「自らの関わりがケアになり得る」という意識が葬儀従事者の言動や姿勢を変えることに間違いはありません。関わった先にいる遺族が「葬儀をしてよかった。」「この担当者でよかった。」と思った時点で、それはケアになっています。ケアを学ぶ前でも、現場にはこうした声をもらうケースはたくさんあります。た
だ、これまで無意識に行っていた行動・言動について従業員が客観的に学び、改善すべき点に気づくと、よりその関わりの精度を増すことができます。遺族満足の向上に加え、服喪文化の継承という点で、ケア学習というテーマはよりその重要度を増していると見てよいのではないでしょうか。
グリーフケアを学ぶ人が増えることはとても喜ばしいことですが、注意すべきことは、グリーフワークを行う主体は遺族であり、グリーフを何とかしたいと思うのも、別に何もしなくてよいと思うのも遺族自身が決めるということです。「経験してグリーフは辛いからなくしてあげたい。」「話を聴いてもらえばすっとするから、話を聴いてあげたい。」「書くと整理できるから、書くことをすすめてあげたい。」「意味生成ができると楽になるから、意味づけができるように話を聴いてあげたい。」と思うのはケアを志向する自分自身の感覚であり、全ての遺族が必ずしもそうされたいかと言えばそうではありません。例えば、10年前に交通事故で子どもを亡くした遺族が、その部屋を10年間同じ状態に保って泣いていたとしても、その部屋は何とかした方が良いですよと言う人はいないでしょう。喪失には意味がないという意味付けを行う人もいるでしょう。
こうした当たり前のことは、ケアを志向すればするほど忘れがちになり、気がつけば自らの関わりが遺族を傷つけているという皮肉な状況を生みます。またケアを求めているのは、実は自分自身だったということに気づくということもあります。求められた際の引き出しは多く持ちつつ、自らの価値観を知り、自らが安定した状況でなければケアリングは成立しないことにも気をつけなければならないと思います。

当協会はこれからも死・看取りに関わる専門職の皆様が、生前から死別後にかけて辛い状況にある方々に対する関わりを考える講座を設けていきたいと思います。葬儀従事者の方々に限らず、多くの専門職の方々にグリーフケアの概念が広まればいいなと思っています。
ブースに立ち寄っていただきお話を聴いていただいた皆様、どうもありがとうございました。2日間お疲れ様でした。


2018/6/25
展示会出展に伴う休業について

フューネラルビジネスフェア2018出展に伴い、2018年6月27日〜6月29日の期間、
休業致します。
この期間は事務手続きを休止致します。
ご容赦と賜りますよう、お願い申し上げます。


2018/6/13
京都の6月は紫陽花が満開。

京都の6月は三大祭の5月15日の葵祭と7月の祇園祭りに挟まれて少し観光客が減ります。
しかし、京都通はこの梅雨にしっとり濡れた京都の紫陽花を見に来られます。
様々な品種や色があり、上手くいくとハート型の紫陽花を見つけることができます。
紫陽花を見るついでに協会にもお立ち寄りください。
協会の古い蔵はショップになっていて、メモリアル品と手元供養アクセサリーが販売されています。
http://www.kyoto-daidaiya.jp/


2018/6/6
第13回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座

こども遺族会「小さないのち」は、子供を亡くした遺族を主に対象とする遺族会です。
代表の坂下さんは、当協会設立当初より講師としてご登壇いただくなど、ご協力をい
ただいています。
テーマ詳細・連絡先は、画像をご参照ください。
ご興味のある方はいかれてみてはいかがでしょうか。

■子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座■
・テーマ
「愛娘との闘病生活で感じたこと 患者・家族と医療者の関係」

・発表者
「小さないのち」会員

・対象
医療従事者・遺族
※時間により、対象が異なります。

・日時
2018年7月16日(日)
医療従事者向け
10:30〜     開場
10:45〜13:00  愛娘との闘病生活で感じたこと 患者・家族と医療者の関係

遺族(子どもを亡くした当事者)向け
13:30〜14:30  「グリーフとは」 講師:柏木雄次郎氏(医師)
14:30〜15:00  質疑応答

※ご昼食は各自で持参ください。

・場所
関西学院大学梅田キャンパス1405室 (茶屋町アプローズタワー14階)

・定員
60人(要予約)

・参加費
小さないのち(子どもを亡くした家族の会)の運営への支援として
一口500円の寄付を3口(1500円)以上でお願いいたします。

・申し込み・問い合わせ
「小さないのち」に直接お願い致します。

※連絡先は、PDFをご参照ください。


2018/6/5
2018年度・第2回公開セミナーが「グリーフを小さくするための事前ケア」のテーマで開催されました。

6月3日に知恩院和順会館で、2018年度 第2回 公開セミナーを実施しました。
講師は沼野尚美先生(宝塚市立病院緩和ケア病棟チャプレン・カウンセラー)。
セミナーテーマは、「グリーフを小さくするための事前ケア」でした。

グリーフケアは多くの場合、遺族の死別悲嘆へのケアとイメージされますが、亡くなる前の家族の経験が、死別後の家族の生を支えることも少なくありません。
今回のセミナーではそうした観点から、大切な人と死に別れる前に看護職がどのように患者と家族に関わることができるのかを考えます。

沼野先生は、これまで10か所のホスピスで勤務され、3000名をこえる方々の生と死に向き合ってこられました。
日々、臨床現場で患者とその家族の生き様に直面されながら、全国各地で実施される講演会やセミナーで精力的に教育活動をされています。
当協会でもこれまでにも同テーマでセミナーを開講して参りましたが、毎回受講者様からは、現場をイメージできとてもわかりやすいと好評の講座となります。

受講者の感想を一部、ご紹介します。

■家族への実際の言葉のかけ方など、具体的な例を教えていただきわかりやすかった。家族間で思いを伝えあっていないことで後悔が残るということを学んだ。

■医療者が新たなグリーフを作ってしまう可能性があることを初めて知った。
せん妄の症状説明が今まで自分には足りていなかったかも、と振り返ることができ勉強になった。
まだまだ患者目線になっていないように思った。できるだけ勉強していきたい。

■ホスピス・緩和ケア病棟で働いているので、沼野先生の経験が日ごろのケアと重なることも多く深い学びになりました。
スタッフのグリーフケアでご家族が挨拶にこられた時、医師と師長でしか対応していないことがあると言われた時、ハッと気づかされました。
もっとスタッフへ声掛けしていかなければならないことを痛感しました。明日からは挨拶できるスタッフにはしてもらえるようにしていこうと思いました。

■こんな視点があったのかと思うほど、多様な視点から家族や本人の見方を教えていただきました。
話を聞いているうちに担当した患者様やご家族も思い浮かび、あの時そうだったのかもしれないと振り返ることができました。目からウロコでした。
明日から現場で活かしていけそうな手立てもいただきました。ありがとうございました。
書籍も購入したので、楽しみに読ませていただきます。

受講者の皆様、ご登壇いただいた沼野先生、ありがとうございました。


2018/5/21
第12回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座

こども遺族会「小さないのち」は、子供を亡くした遺族を主に対象とする遺族会です。
代表の坂下さんは、当協会設立当初より講師としてご登壇いただくなど、ご協力をいただいています。
テーマ詳細・連絡先は、画像をご参照ください。
ご興味のある方はいかれてみてはいかがでしょうか。

■第12回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座■

テーマ
脳腫瘍発症から「在宅」までの道のり

内容
頭痛とおう吐に子どもは苦しみ、ようやく明らかになった病名は脳腫瘍グリオーマでした。
入院当日に意識不明となり、18時間かけて手術は行われたものの植物状態に。すべてがあまりに突然でした。
混乱する家族への病院の医師・看護師の関わり。
その後の、MSW・在宅医・訪問看護師・PT・STからのさまざまな支援を振り返ります。
そして、家族が感じていた子どもへの告知のあり方、在宅療養を勧める際の言葉の行き違い、呼吸器装着への葛藤、自宅での看取りを決意した背景、病気の進行に伴う家族の変化などを詳しくお伝えします。
体験発表後は、参加者(医療者)同士のディスカッションも充実させます。

発表者
「小さないのち」会員

対象
医療従事者

日時
2018年5月27日(日)10:45〜13:00 開場10:30

場所
関西学院大学 梅田キャンパス1004室 茶屋町アプローズタワー10階

定員
80人(要予約)

参加費
小さないのち(子どもを亡くした家族の会)の運営への支援として
1口 500 円の寄付を 3 口(1500 円)以上でお願いいたします。

申し込み・問い合わせ
「小さないのち」に直接お願い致します。

※連絡先は、PDFをご参照ください。
PDF ダウンロード


2018/4/9
2018年度・第1回公開セミナーが「葬儀従事者としてグリーフケアに繋がる死後処置」のテーマで開催されました。

4月3日に知恩院和順会館で、2018年度 第1回 公開セミナーを実施しました。
講師は宿原寿美子先生(死化粧師・株式会社キュア・エッセンス代表)。
セミナーテーマは、「葬儀従事者としてグリーフケアに繋がる死後処置」でした。

宿原先生は、アパレル・化粧品などの流通業界を経て、葬祭業に従事されました。
現在は、亡くなった方の処置や死化粧・納棺を提供する企業の代表として、葬祭全般のプロデュースや企業の人材育成、葬祭専門学校や企業では、企業内研修や講習会の講師として登壇されています。
近年は、医療・介護現場に対しても、エンゼルケアの在り方を提唱。
グリーフケアの観点から、医療・介護・宗教者・葬送専門家との連携の重要さを感じ、他業種との勉強会チームビハーラを開催されています。

セミナーでは、
・搬送時から処置を遺族に説明しながら行うことの大切さ
・ドライアイスのあて方
・褥瘡があるときの対処の仕方
など具体的な処置の方法を講義されました。
また、ゴム製のデスマスク人形を使いながら保湿やメイクの方法を実習で行い、現場の方がすぐに自社で実践できる内容が豊富に含まれていました。

受講者の感想を一部、ご紹介します。

■今、納棺メイクにチャレンジしようと思っています。故人様用の化粧品の使い方など一つ一つのことがとても勉強になりました。また普通のメイク用品を使う時の良い点、よくない点などもすごくわかりやすかったです、(葬儀社従業員)

■グリーフケアと一言で言っても、色々な方法やご遺族への寄り添い方がさまざまあるのだと学べました。なんとなく化粧をするのではなく、こつや理論的な方法があり、社内で共有しようと思います。(葬儀社従業員)

■立場的に普段知ることができない内容について勉強できた。グリーフケアがいかに大切か、また先生の遺族への心配りの広さ・深さがとても伝わってきて、葬儀従事者の立ち位置について、理解できたように思いました。(葬儀司会業)

受講生の皆様、ご登壇いただいた宿原先生、ありがとうございました。


2018/2/16
第11回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座

こども遺族会「小さないのち」は、子供を亡くした遺族を主に対象とする遺族会です。
代表の坂下さんは、当協会設立当初より講師としてご登壇いただくなど、ご協力をいただいています。
テーマ詳細・連絡先は、画像をご参照ください。
ご興味のある方はいかれてみてはいかがでしょうか。

■第11回 子どもの死とグリーフケアについて考える交流講座■

テーマ
「二次的喪失・二次的問題への病院のやさしさ」
脳腫瘍になった長女(2才)の闘病から看取りを通して、特別な配慮は得られませんでした。
その後、父親は「複雑性悲嘆」に陥り、のちに生まれた長男が不慮の事故で亡くなる前後から、病院でさまざまな配慮に恵まれました。
とりわけ持病のある次女の主治医は、悲しみと困難を多くもつわが家に、寄り添い、支え続けてくれています。
発作で救急搬送となった次女が、思いがけず、長男が眠るICUで隣のベッドに寝かせてもらえたことは、偶然とは思えぬ次女への贈り物でした。
度重なる入院から虐待を疑われたときに親を護ってくれたのも、長男の元主治医でした。
子どもを相次いで亡くした家庭が、医療のなかで、今もどう見守られているかお話しします。

発表者
「小さないのち」会員
対象
医療従事者

日時
2018年3月11日(日)10:45〜13:00 開場10:30

場所
関西学院大学 梅田キャンパス1005室 茶屋町アプローズタワー10階

定員
40人(要予約)

参加費
小さないのち(子どもを亡くした家族の会)の運営への支援として
1口 500 円の寄付を 3 口(1500 円)以上でお願いいたします。

申し込み・問い合わせ
「小さないのち」に直接お願い致します。

※連絡先は、PDFをご参照ください。
PDFダウンロード


2018/2/1
第9回 複雑性悲嘆研修会のご案内

本日は、表題の研修会をご案内します。

日時:平成30年3月4日(日) 11:00〜17:00
場所:関西学院大学 梅田キャンパス
   大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階 1405号
対象:悲嘆のケアや複雑性悲嘆の治療に関わる専門職・専門家・
   関連領域の研究者・大学院生など
研修費:5,000円
定員:50名

内容:第1部 出生をめぐるグリーフ 〜周産期の現場から〜

   第2部 臨床におけるテーマを支援者の原家族体験から振り返る
   〜支援者自身のジェノグラムを用いたワーク〜

   第3部 質疑応答・意見交換

   ※時間・講師などは添付画像をご参照下さい。

申し込み:FAX・メール・ウェブより申し込み
     ※詳しくは添付画像をご参照下さい。
     申込書ダウンロード

その他:研修会終了後、懇親会あり


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