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2019/6/12
6月の紫陽花

協会近くの高瀬川沿いには四季様々な花が咲きます。
川沿いにお住まいの方々がお世話をされているのでしょう。6月は紫陽花が満開です。


2019/4/29
GW期間の営業について

GW期間中5月3日〜5月6日は、お休みとさせていただきます。
よろしくお願い致します。


2019/4/24
書籍紹介〜あいまいな喪失と家族のレジリエンス

本日は表題の書籍をご紹介します。

東日本大震災では、死者とともに数多くの行方不明者が発生し、今でも行方がわからない方々が、多数おられます。
生死がはっきりしない状況は、あいまいな喪失状況と呼ばれ、この状況にある人は、大きなストレスを受け続けることが明らかになっています。
この書籍では、あいまいな喪失の中でも災害支援に関わる事例を、家族療法の観点からわかりやすく解説されています。
被災した個人にのみ焦点をあてるのではなく、家族全体に目を向ける見方は、グリーフケアを考える上で非常に大切です。
ご興味のある方は、読まれてみてはいかがでしょうか。

〇あいまいな喪失と家族のレジリエンス
http://www.seishinshobo.co.jp/book/b428044.html


2019/4/8
桜が満開です

協会周辺は、今年も桜が満開になりました。

当協会は、鴨川に面する町家で研修を行っています。
教室からは四季ごとに色づく東山や、川鳥の群れなどが教室から望めます。
近くの高瀬川周辺には町家を改装した民泊が立ち並び、歩いているだけでどことなく雰囲気が感じられます。

人は自然や環境に癒されたり、何かに気づいたりすることがあります。
こうした環境の中で自分と向き合い、気持ちを落ち着けながら何かの気づきを得ていただけたらと思っています。


2019/3/29
書籍紹介「家族にとってのグリーフケア〜医療の現場から考える / 彩流社」

本日は以下の書籍をご紹介します。
グリーフケアスクールでご登壇いただいている、坂下ひろこさん(こども遺族の会「小さないのち」代表)が遺族各位と共に実施してきた講座を書籍にまとめられました。
子どもを亡くすケースに携わる関連領域の方は、読まれてみてはいかがでしょうか。

■家族にとってのグリーフケア〜医療の現場から考える / 彩流社

子どもを亡くした家族にとって、グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とはどのようなものか。医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。
グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。
本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。

坂下 ひろこ 編著
彩流社
四六判 / 240ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-2567-6 C0047
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 書店発売日:2019年03月27日


2019/3/25
2019年度グリーフケアスクール総合パンフレットのお知らせ

桜開花の便りも届き、春ももうすぐですね。
さて本日は、当協会の2019年度総合パンフレットが完成しましたので、ご報告致します。
ご希望の方はお送り致しますので、事務局までお気軽にお問い合わせ下さい。

グリーフケアスクールでは、今年も多くの講師各位にご協力いただくことができました。
当協会は、「生前ケア・遺族ケア」「死別ケア・喪失ケア」を大切に考え、講座を構成しています。また、現場の違いによって、生命の緊急度、家族の心情、事例も変わってくることから、専門職がそれぞれの現場でできるケア実践を学んでいただけるよう、各専門領域から講師を招聘しております。

変更点は以下まとめましたので、よろしければご参照下さい。(敬称略)

■介護・福祉従事者コース

介護施設での終末期介護〜看取りケア〜遺族ケアを想定した講義内容に変更致しました。
また、認知症を喪失の一つと捉え、認知症の人と家族へのケアも、よりじっくり履修できる内容としました。

〇西久保孝子
社会福祉法人のぞみ 特別養護老人ホーム古江台ホール 施設長
社会福祉法人の職員として、介護職や相談員として働いた経験が10年。また管理職として施設の運営や現場教育に携わった経験が14年。人生の大先輩である高齢者の人権を守り、敬意を持った対応をすることを信条として日々業務にあたられています。高齢者施設で行われる、介護とケアの実際をお話しいただきます。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_47.html


〇山田裕子
同志社大学 社会学部 社会福祉学科 教授
研究内容は、介護者・ソーシャルサポート・初期の認知症の人とその家族の相談活動・初期の認知症の人とその家族への並行的サポート・認知症カフェの機能。主に、「認知症初期」の方とその家族への支援について研究され、実際ケアの現場にも立つ方です。認知症ケアと言っても、初期と終末期では本人と家族の心情は大きく異なります。職員の方に細やかに対応いただくべく、ご登壇いただいています。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_43.html


〇松田美智子
天理大学 人間学部 人間関係学科 社会福祉専攻 教授
研究内容は、福祉専門職の教育方法・高齢者福祉分野の認知症ケアや支援者支援(ケアに携わる人のケア)について。臨床看護を経て看護師・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の養成教育と高齢者福祉・保健及び介護福祉の研究教育活動に携わられています。高齢施設職員は、グリーフを含め様々なストレスに晒されバーンアウトすることも少なくありません。支援者支援の観点から、専門職自身のケアについてお話しいただきます。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_45.html


〇上山崎悦代
兵庫医療大学 共通教育センター 講師
特別養護老人ホームで生活相談員、病院でMSWとして現場経験を積まれた後、大学に入職され、終末期ケアにおける多職種連携・多職種連携教育について、研究されています。現在、多職種連携の重要性が説かれるようになった一方で、様々な専門職の思いが交錯し、その実施は簡単ではないことも説かれています。終末期ケアの中で、どのように多職種が連携できるのか、その具体的な方法も含めてお話しいただきます。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_46.html


■看護師・助産師コース

新たに2名の講師にご参画いただきました。

〇やまだようこ
京都大学名誉教授・立命館大学OIC総合研究機構上席研究員・ものがたり心理学研究所長
日本質的心理学会創設、現在常任理事。ご専門は、生涯発達心理学、ナラティヴ心理学、文化心理学。「喪失の語り」についての研究と考察を、ライフワークとして長年とりくんで来られました。喪失を経験した方と、関わる方が共同して「ものがたり」を形作るそのプロセスから生まれるものについてお話しいただきます。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_40.html


〇早樫一男
京都大和(だいわ)の家 統括施設長
家族療法の考え方を活かしながら、家族援助、家族支援を実施してこられました。様々な喪失を経験する家族に対して、歴史(ヒストリー)と物語(ストーリー)に思いを巡らせ、耳を傾ける(寄り添う)ために、構造理論をベースにお話しいただき、ジェノグラムを用いた演習も実施していただきます。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_48.html


■葬儀従事者コース

新しく1名の講師にご参画いただきました。


〇樋口愛峰
大阪天満橋カウンセリングルーム こころdeらぼ 代表
様々な喪失とグリーフを経験後、ケアを志し現在活動されています。冠婚葬祭専門学校ではグリーフケアについての講座を担当され、葬儀ディレクターを志す学生に対して、教育活動を実施されています。葬儀社に実習に出た学生から葬儀現場のヒヤリングを行い、現場でケアを実施する大切さと、難しさの両面を知る方です。
https://www.kyoto-griefcare.or.jp/teacher/koushi_49.html


様々な側面から考える研修を実施して参りますので、今年度もよろしくお願い致します。


2019/2/6
小さないのち ニ十周年シンポジウム「体験者が考えるグリーフケア」

プログラム
1.基調講演「生命の危機に直面する疾患をもつ患者と家族」とともに
演者:余谷暢之氏 国立成育医療研究センター総合診療部 緩和ケア科 診療部長

2.「小さないのち」の20年を振り返り
演者:坂下裕子

3.体験発表 
・母親「最後まで生きると信じた白血病との闘い」
・兄 中学2年生(当時小学1年生)「きょうだいの気持ち」    
・母親「我が子への迫られる決断と永遠の葛藤」
※発表の概要はウェブサイトに掲載中

4.会場との意見交換 

日時
2019年3月24日(日)13:30〜16:30 開場13:15

場所
関西学院大学梅田キャンパス1405室 (茶屋町アプローズタワー14階)

対象
医療従事者 グリーフケアに関心のある人

定員
80人(要予約)

参加費
小さないのち(子どもを亡くした家族の会)の運営への支援として
一口500円の寄付を3口(1500円)以上でお願いいたします。

申し込み・問い合わせ
小さないのち に直接お願い致します。
※連絡先は、PDFをご参照ください。


2018/12/26
年末年始営業について

2018年12月29日(土)〜2019年1月4日(金)の期間、お休みをいただきます。

今年もあとわずかとなりました。
皆様にはお世話になり、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。


2018/12/4
2018年度・第5回 公開講座が「医療スタッフが行う遺族会の進め方・グリーフケアのためのプログラム」のテーマで開催されました。

12月2日に当協会で、2018年度 第5回 公開講座を実施しました。

講師は坂下裕子さん(こども遺族の会「小さないのち」代表)。
セミナーテーマは、「医療スタッフが行う遺族会の進め方・グリーフケアのためのプログラム」でした。

坂下さんは、長女を亡くされたことをきっかけに、病気や不慮の事故で子どもを亡くした遺族の会を立ち上げ、 死別・悲嘆・遺族にまつわるテーマと向き合ってこられました。
遺族会の開催を通して、重いグリーフにある方々と関わりながら、様々な場所で講演・研修などご自身と、これまで関わってきた遺族の思いを伝えられています。

本日は、サポートグループ運営のポイントについての講義と、実際に遺族が行うワークショップを実施しました。

受講者の感想を一部、ご紹介します。

■遺族会の立ち上げを検討するにあたり、学びを得たいと思い参加しました。遺族会の大切なルール、ファシリテーターの役割、大切な人を亡くした気持ちの「わかちあい」などについて、よくわかりました。講義のポイントが適切、的確で事例を挙げての内容も全てがわかりやすかったです。師長に報告後、緩和病棟のスタッフ同士で統一した意識を持てることが大切だと思います。本日いただいた資料も活用させていただきます。

■ケースを通してファシリテーターの役割を学ぶことができた。言葉の行き違いが相手に与える影響は大きいですね。ワークショップで行った葉っぱ、りんごで気持ちを出す方法は活用できると思います。

■家族会をしたいという漠然とした思いが少し形になって見えてきた気がします。どこまでできるかわからないですが、今日学んだことや感じた気持ちをモチベーションにして頑張れそうです。家族会を始めるための準備、職場の風土作りに活かしていきたいです。

■わかちあい…私達がどう参加しどう進めていけばよいのか、悲しみの場における沈黙の意味、とても分かりやすかったです。自分自身のグリーフケアもしていただけた気がします。公的な職場なので、倫理委員会の前にグリーフのグループとして立ち上げが始まったばかりです。少しずつ前に進めて必ず活用します。

■今までの自分とこれからの自分を考える良い機会になった。グリーフケアの一つとして具体的な方法を学ぶことができて、役に立てていきたいと思った。今日のワークショップは、精神疾患の患者さまにも自分の思いを整理し、今後の目標を考える手がかりやきっかけ作りになるのでは、と思いました。

受講生の皆様、ご登壇いただいた坂下さん、ありがとうございました。


2018/11/30
第10回 複雑性悲嘆研修会のご案内

本日は、表題の研修会をご案内します。

日時:2019年3月9日(土) 11:00〜17:00(開場10:40〜)

場所:龍谷大学 梅田キャンパス
   大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階

対象:悲嘆のケアや複雑性悲嘆の治療に関わる専門職や専門家
   (医師、看護師、保健師、心理職、MSW、PSW、教師、等)、
   関連領域の研究者・大学院生 など

研修費:5,000円

定員:50名

内容:第1部 午前11時〜12時半
   「AYA世代がん経験者、小児血液・腫瘍科医としてAYA世代がんについて考える」
   〜社会的困難と成長、ピアサポート、友人との死別〜
   東京都立小児総合医療センター 血液腫瘍科 医師 松井基浩先生

   第2部 午後13時半〜16時45分
   「遺族のサポートグループの 『卒業』 について考える」
   〜がんで家族を亡くした人のためのサポートグループ20年の経験から〜

   戸田中央総合病院カウンセリング室 広瀬寛子先生

   16時45分〜17時 質疑応答、意見交換

申し込み:FAX・メール・ウェブより申し込み
     ※詳しくはPDFをご参照下さい。
PDF ダウンロード

その他:研修会終了後、懇親会あり

主催:福島県立医科大学 瀬藤研究室


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