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第5回グリーフケアシンポジウム お申し込み


第5回グリーフケアシンポジウムは定員に達しました。参加をご検討いただきありがとうございました。

電話

電話番号:075-741-7114


第5回 グリーフケアシンポジウム 知恩院 和順会館 和順ホール

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■受講対象者
看護師/助産師/介護士・福祉従事者/葬儀従事者/その他医療職・対人援助職者

■会場
〒605-0062
京都府京都市東山区林下町400-2
知恩院 和順会館 和順ホール

■スケジュール

10:00〜開場・受付
10:35〜12:00 第1部 基調講演
テーマ:悲嘆のケア
柏木 哲夫
柏木 哲夫 氏
淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長
大阪大学名誉教授
ホスピス財団理事長
<講演内容>
人生には様々な悲しみがありますが、配偶者や親、子供を失う悲しみは強い悲しみの代表でありましょう。ホスピスという場で約2500名の患者さんを看取りましたが、家族の悲しみはとても深いことがわかります。ホスピスで経験する家族の悲しみは「予期悲嘆」(Anticipatory Grief)と「死別後の悲嘆」(Conventional Grief)に別けられます。前者は患者さんの死を予期して家族が悲しむことで、不治の疾患であることがわかった時点で始まり、患者さんの死で終わります。後者は文字通り患者さんの死後家族が経験する悲しみです。この両者ともケアが必要です。
患者さんの死後家族が立ち直って普通の生活ができるようになるまでにはかなりの時間がかかります。我々の調査では死後一年半経過しても約20%の家族が立ち直れずにいると言う結果でした。この間、同じ体験をした人達とグループで悲しみを分かち合うことができれば回復への助けになります。
患者さんの死後うつ状態になる家族がありますが、それが病的に長引くようであれば、専門家の介入が必要になります。

<プロフィール>
1965年大阪大学医学部卒業。同大学精神神経科に3年間勤務し、主に心身医学の臨床と研究に従事。その後3年間、ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。
1972年帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホスピスプログラムをスタート。その後、同病院にて内科医としての研修を受け、1984年にホスピス開設。副院長、ホスピス長を経て、1993年大阪大学人間科学部教授就任(人間行動学講座)。淀川キリスト教病院名誉ホスピス長。大阪大学定年退官後2004年4月より金城学院大学学長。2007年4月より金城学院学院長を兼務。2013年9月より淀川キリスト教病院理事長。2018年9月より相談役。
1994年日米医学功労賞
1998年朝日社会福祉賞
2004年保健文化賞受賞
2016年ヘルシー・ソサイティ賞

<主な著書>
「生と死を支える」(朝日選書)
「心をいやす55のメッセージ」(いのちのことば社)
「癒しのユーモア」(三輪書店)
「定本ホスピス・緩和ケア」(青海社)
「いのちに寄り添う」(KKベストセラーズ)
「“死にざま”こそ人生」(朝日新書)
「いのちへのまなざし」(いのちのことば社)
「恵みの軌跡」(いのちのことば社)
12:00〜13:00昼食休憩
13:00〜13:10協会からのお知らせ
13:10〜14:50 第2部 パネリストによる講演

テーマ: 医療から葬儀の流れにおける思いやり
飯田 英晴氏
飯田 英晴 氏 >>プロフィール詳細
藍野大学 短期大学部 副学長

<講演内容>
遺族の悲嘆に及ぼす葬儀社の役割は非常に大きいものがあります。亡くなった直後に、あまり経験のない葬儀という儀式が行われ、葬儀社の方々の立ち居振る舞い、言葉がけ、葬儀の流れ全てが故人に対する思い遣り、気遣いだと非常に特殊な眼で見ています。また、病院で亡くなった時には、その場に居合わせた医者をはじめとする医療スタッフの故人に対する接し方に最大の関心を寄せます。あまり機械的で、マニュアル化されたものだと故人に対する思いがないように感じ傷つくことがあります。医療から葬儀の流れの中での医療人、葬儀社のケアに繋がる思いやりについて総論的に話す予定です。
テーマ: 地域のボランティア活動や精神科外来におけるグリーフケア
河瀬 雅紀 氏
河瀬 雅紀 氏 >>プロフィール詳細
京都ノートルダム女子大学 心理学研究科長・教授

<講演内容>
がん患者と家族を支援するボランティア活動では、遺族が故人を偲んでイベントに参加したり、ボランティア活動そのものの運営に携わったりします。また、精神科外来では、通院中の方と、大切な人との死別前から死別後、長期にわたって悲嘆をともにする機会もしばしばあります。そこで、視点を「看取りが行われる臨床現場」から、「地域のボランティア活動や精神科外来」に移して、家族や遺族がどのような変遷をたどるのかをみながら、関わりや支援の課題についても検討したいと思います。
テーマ: 看護職が家族に行うグリーフケア
小野 若菜子 氏
小野 若菜子 氏 >>プロフィール詳細
聖路加国際大学大学院
看護学研究科 在宅看護学 准教授

<講演内容>
看護職は、療養の相談を受け、治療のサポートをする中で、療養生活を送る人々と関わることもあれば、看取りの場面に立ち会うこともあります。看護職によるグリーフケアは、こうした日々の関わりの中で、患者の生前から死別後まで継続的に家族に関わることができるという特徴があります。グリーフケアの中での看護職の役割についての情報提供を行い、これからの死別を支え合う地域コミュニティについても皆様と考えていければと思います。
テーマ: 他職種連携のグリーフケアの重要性とは
宿原 寿美子氏
宿原 寿美子 氏 >>プロフィール詳細
株式会社キュア・エッセンス代表
死化粧師・復元師

<講演内容>
葬儀社は、死別直後に遺族と直接関わるが、既にご遺族は其々にグリーフを抱えている事も多く、その内容は千差万別です。昨今は終活という言葉が聞かれるようになり死別前に事前相談などでご家族や本人の話を聞く機会も以前より増えています。そこでは葬儀の内容だけでなく個々がグリーフを吐露する事も少なくありません。また、臨床の現場で生から関わりを持ち、最後の看取りまで本人や家族のグリーフに触れてこられたその内容を葬儀社が知る機会も少ないです。今回、死化粧師として実際の事例を元に専門職同士の情報共有や連携が更に遺族のグリーフケアになることを共有したいと思います。
テーマ: 家族が望むグリーフケア
坂下 裕子氏
坂下 裕子 氏 >>プロフィール詳細
こども遺族の会 「小さないのち」代表

<講演内容>
「広義の遺族ケアとは、患者の死の前後を問わず、結果として遺族の適応過程にとって何らかの助けになる行いのこと」(坂口、2010)と言われる通り、私が出会うご遺族の多くは、闘病中の患者・家族にしてもらった体験談を中心に話されますが、本日はテーマに沿って、時期を死別前後に絞り、してもらって嬉しかったこと、逆にそうではなかったこと。心に響いた言葉、そうではなかった言葉などを中心にお話ししたいと思います。
14:50〜15:10小休憩
15:10〜16:20 第3部 パネルディスカッション
テーマ: 死別前後のグリーフケアを考える

司会:
飯田英晴氏(藍野大学 短期大学部 副学長)
精神科外来・在宅看護・葬儀・遺族の立場からのお話しをいただきます。
(16:00〜16:20 質疑応答)

パネリスト:
河瀬雅紀 氏
小野若菜子 氏
宿原寿美子 氏
坂下裕子 氏

16:20〜16:30閉会の挨拶